1954-03-30 第19回国会 衆議院 外務委員会 第29号
物価を引下げて、貿易を振興し、間際収支の改善をはかるために、耐乏生活を国民に要求しておる政府が、他方においては防衛予算の拡大を義務づけ、インフレを高進し、貿易を困難ならしむる本協定を結ばんとするがごときは、全然経済的根本政策に逆行するものでありまして、国民生活の安定から見ましてわれわれは断固として反対せざるを得ないのであります。
物価を引下げて、貿易を振興し、間際収支の改善をはかるために、耐乏生活を国民に要求しておる政府が、他方においては防衛予算の拡大を義務づけ、インフレを高進し、貿易を困難ならしむる本協定を結ばんとするがごときは、全然経済的根本政策に逆行するものでありまして、国民生活の安定から見ましてわれわれは断固として反対せざるを得ないのであります。
ということは実は御承知のようにこの委員会の委員の皆さんはですね、それこそ超党派的に、食糧増産の問題を経済的根本だということを特に考えておられる。そこでですね。